last update 2003.01.24


1月23日(木)ネギ坊主。

◆役者とは、演劇の妖精である。
◆なんてこと考えつつ、北九州での芝居作りは、緩やかに、濃密に進んでいる。
『ロッテ』と『海上交差点』、2人の作家の書いた2つの物語。それを14人の役者が全員で続けて上演し、新たに、大きなひとつの物語を構築する。……と、だいたいのあたりをつけて作り始めたのは昨年末。短いような永遠のような1ヶ月をかけて、僕はようやく今、自分がどんな芝居を作ろうとしていたのかを知った。役者たちは、もうはっきり「妖精」と化し、ふたつの芝居の狭間を飛び回っている。かつてこんな芝居を僕は作ったことはない。
◆大阪では同時に、LOVE THE WORLDの皆が、5月に上演するための芝居作りを進めている。実は4日前の日曜日、僕は少しだけ大阪へ帰り、みんなの様子を見た。僕の作ったプロットを展開し、皆がアイディアを溜めている。僕が脚本書く前に、劇団員たちが、自分たちなりの仮の脚本を書いて稽古してみたりもしている。その中に、なんだか僕のよりも面白そうなホンまであったりして、僕は嬉しくもありさびしくもあり。このまま僕らは、時間と創造力を渦巻きのようにためこんで、ずっしり詰まった芝居を発生させてみる。仮面劇『リラックス』、大阪・南港の野外テントで上演することが決まった。
◆東京で来月作る、東京ハートブレイカーズの芝居。その脚本が仕上がった。3人の作家が書いた、3つの物語。3人の役者。なんか演出の僕だけはみ出して「1人」だなーと思いつつ、僕は首藤健祐と電話で配役の相談。電波の向こうの首藤健祐。その魂が燃えているのがわかる。電波でなく直接話せば、きっと僕の肌は焼かれるだろう。僕は来月、アロハを用意して東京へ行かなくちゃ。
◆うおー、それにしても、この合間に映画の脚本書かなくては。それも「合間」なんてテンションではなく。
◆今日の夕方、小倉の街にはあられが降った。ちょうど買い物に出ていた僕は、道ばたのビルで雨宿り(あられ宿り?)。そのビルのドアに映った僕は、坊主頭に氷のビーズをまぶされて、ネギ坊主みたいになっていた。


※2003年の仮面劇に向け、西田と共に芝居作りをしてくれる表現者、まだまだ募集! 詳しくはTOPページを下の方までスクロール!

※『惑星ピスタチオDVDBOX』なる企画が、アプリコットバスにて現在進行中! ここしばらくは、アプリコットバスを要チェック!

※日記はなかなか毎日かけないけれど。趣味のコーナー『数行レビュー』、復活中。こっちは結構毎日、なんか書いてます。



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