last update 2003.05.17


5月17日(土)楽しい。そして恐ろしい。

◆仮面劇『リラックス』が終わってから、10日と少し経った。
すでに次のシャトナー研まで一ヶ月を切っていて、相変わらず「次」への準備は忙しい。散らかった部屋はまだちっとも片づいていない(なにしろ冬のセーターが部屋の隅に丸まってたりする!)。でも僕はようやく、時折ベッドに寝転がりながら、
「誰にも、何も、待たれていない」
そんな時簡を、少しは過ごすこともできた。ギターを弾いたり、スケッチブックに落書きしたり、そんな休日も久し振りに味わった。
◆『リラックス』が終わって3日目、晴れた正午。
僕は緑のたくさんある街のレストランへと出かけた。知り合いの演劇プロデューサーとランチをとりながら、頼まれていた来年の舞台の話をする。僕に、ミュージカルを作・演出して欲しいと彼は言う。
「ブロードウェイ・ミュージカルみたいなのでなくていい。我々はシャトナーの作る新しいミュージカルが見たいのだ」
それで、僕は少しほっとして、考えていたミュージカルの構想について少し話してみる。ちょっとアーティスティックな、でも僕なりのエンターテイメント。
「え……それはちょっと……前衛的すぎるかなー」
やはり彼は心配顔になった。うーむ。思う存分やるって難しいなー。だが諦めまい。自分のやりたいことを実現しながら、しかし注文にも耳を傾けてゆこう。難しいけど、いつものことだ。丁寧に作られた点心を平らげて、僕は食後のコーヒーをゆっくり味わった。砂糖なし、ミルクなし。苦いけど、美味い。それがコーヒーの味。
◆『リラックス』を終わったとたんに思いついた、12月のLOVE THE WORLDの芝居は、産卵する人々についての、科学的童話になるだろう。そのストーリーをスケッチするために、僕は文庫本サイズのスケッチブックを持ち歩くことにした。
◆6月の週刊シャトナー研。そのキャスティングが、ようやく大体固まった。これからプロットをみんなに伝えて、ゆっくりと稽古に入ろう。ずっとやりたかった『スターウォーズ』のコスチューム・プレイや、自分しか舞台にいないシャトナー研もある。楽しい。そして恐ろしい。それが冒険の味。大岩にはさまれた自分の腕を、ナイフで切断して生還した登山家だっているのだ。僕もきっとやり遂げる。



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※日記はなかなか毎日かけないけれど。趣味のコーナー『数行レビュー』、復活中。こっちは結構毎日、なんか書いてます。



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