last update 2003.06.17


6月17日(火)たぶん「まあまあ」くらい。


◆芝居を作り続ける6月。僕の周りの時間は、まるでハチミツのように濃厚で甘い。
◆ラフレシア演劇祭はあと一週。祭りが終われば、少なくともしばらくは、あの劇場は南港から消えてしまう。だから、『リラックス』が終わったあとも、できるだけ南港に行って、他の参加劇団の作品を観るつもりだった。しかし、6月。シャトナー研を毎週月曜に控える週末、睡眠時間を限界まで削っても、僕は南港に近づくことが出来ない。なんとか、最終週、楽市楽座だけでも観たい。あの不思議な坊主頭の親父・長山現の作る芝居を。
◆週刊シャトナー研は、すでに4作品中2作品が終わった。
『白鯨』。かつてこれほどプロット構築に苦労したシャトナー研作品はない。複雑な構造の原作から、「狂気と信仰の成立する過程」を抽出しつつ、エイハブ船長のヒーロー芝居をやるという試み。
『バカの松岡』。「男女のなんやかんや」についての話っぽくはじまり、やがて、モノ作りをしながら悩む僕自身の寓話になってゆく。そんな作品。演じながら僕は、自分の人生を切なく思う。
◆どちらの作品も、僕は楽しかった。参加してくれた役者たちも楽しんだと思う。これで観客達も楽しければ文句ないけど、たぶん、良くても「まあまあ」くらいなんじゃないかな。僕にはもっと爆発する力が必要だ。できれば僕の時間の濃密さと甘さ。芝居の筋よりも、芝居が出来上がるときの、その時間の濃厚さと甘さそのものが、客席に伝わればいいのだけれど。


※『週刊シャトナー研2003。』の秘密稽古日誌も西田、マメに書いてます。→ココのどこかから。
※西田シャトナー演劇研究所の“所員”募集始めました。これもトップページで。
※日記はなかなか毎日かけないけれど。趣味のコーナー『数行レビュー』、復活中。こっちは結構毎日、なんか書いてます。



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