last update 2004.08.02


2004年8月2日(月)
海も空も。



大好きな夏の日々。僕は毎日、脚本を書いている。

先週。短い休みを取って、妻と一緒に南の島へ出かけた。グアム。僕ら日本人が押し寄せて、ヘンな観光地にしてしまった島。そこに僕も押し寄せた。

毎日、妻とあちこちでかけた。
スーパーで買い物した。
みやげモノ屋さんにも行った。
海に出かけた。
ビーチで眠った。
コンビニでBLTサンドイッチを買ってベンチで食べた。
フードコートででかすぎるチョコレートケーキを食べた。
歴史的な名所には、行かなかった。
夕陽を見た。
ジャングルを見た。
道ばたで遊ぶトカゲを見た。
夜の海の遙かな沖で光る稲妻を見た。遠すぎて音は届かないのに、海全体を照らすほど明るかった。
レストランにも行った。気合い入れてネクタイしめて行ったら、店員に妙な顔をされた。
空が毎日、青かった。
海は澄んでいた。
海の中にまで太陽が届いていた。
泳いでみた。
海に仰向けに浮かんで空を見てみた。
波の音は静かだった。
波打ち際で、妻が僕に手を振っていた。

そして、なんてこった。僕はとっとと東京に戻ってきて、毎日ひとり、脚本を書いている。
寂しくなんかないさ。あの海も空も街も、どこかに消えてなくなったわけじゃなくて、今この瞬間も、あの場所で太陽を浴びて光ってる。
妻も、僕の隣3メートルとかにはいないけど、今この瞬間、現実に、彼女の場所で歩いたり喋ってる。ひょっとしたら僕のことを思い浮かべてくれてるかもしれないさ。



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