正月。妻の妹の、3歳の息子に、僕らはお年玉をあげた。
もともと底抜けに明るい彼は、とても喜んで、笑った。
笑って、何分間もひとりで踊った。
体から自然に出るその踊りは、裸族たちの、太古の踊りに似ていた。
幼い彼の踊りと笑いが、僕の胸に焼き付いていて、
いまだに煙をくすぶらせている。
ああ、僕も彼のように、気持ちを爆発させよう。
嬉しいときには踊ろう。
悲しいときには、どうする?
悲しいとき、泣くのではなく、僕は世界を変えるのだ。
世界を変えて、また喜びの踊りを踊るのだ。
もっともっと強烈なヤツを。