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◆明後日には、新宿で、Puresの本番が始まる。
だけど今日、月曜日。僕は名古屋で妻と休日を過ごした。
近くの美術館へ自転車で出かけたけれど、休館日だった。 見たいと思っていた「ルオー展」は断念し、しばらく美術館前の公園で空を見てすごす。太陽の強い、夏のような空。ルオーの絵も見たかったけど、空は空で、美しいのだ。
空を見ながら、『化石に関する5つの寓話』の筋を練る。少し作業は進んだ。
◆見逃したものがもうひとつ。大阪で、希ノボリコの『おさかなビリー』が上演された。とても見たかったけれど見逃した。とても好きな作品なんだ。宇田尚純が出ていて、舞台装置をはしのちなつが担当してる。
子供たちがたくさんあつまる、扇町のキッズプラザでの上演。
きっと素晴らしかったのだろうな。
◆Puresで、僕は、女子プロレスラーの井上貴子さんと夫婦役。出演者は皆、コンバースのオールスターを自分で購入して、履くことになっている。
名古屋の僕に、東京の貴子さんから電話があって、
「今、クツ屋さんで、かわいい色の、おそろいのコンバースを見つけたんです。一緒に履きませんか」
と提案される。
そのコンバース、サイズがちょっと僕にはきびしいかもしれなかったけど、でもサイズがちっちゃいくらい、なんだ!
「是非お願いします」
と僕は答えた。
◆今は亡き僕の父。彼は医師だった。医師になることができるほど優れた頭脳を持ちながら、優れているが故の愚かさにはまった人だった。彼は、幼い僕に、しょっちゅう(週に一度は)こんなことをささやいていた。
「ええか、コレだけは覚えとけ。女はアホや。頭が悪い。男と女を比べたら、女が絶対アホや」
そんなことをささやく父こそ、僕は愚か者としか思えなくて。 やがて僕は自分なりに数学的思考を重ね、女性をこそ、宇宙の真理を知る種族だと直感する若者に成長した。彼女たちの理屈は、言葉で説明できるほどあやふやなものではないのだ。
◆さて僕は、5月のPuresをまずは楽しんで。
そして、『化石に関する5つの寓話』を書き上げてしまおう。
『宇宙猿』も待っている。
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